内臓脂肪が増える主な原因まとめ

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主な3つの原因とそのメカニズムについて

考えている女性

若年層でも内臓脂肪が蓄積する異常事態が昨今増えつつあります。内臓脂肪は誰しもが増やしたくないものの、様々な生活環境が絡み合って容易に脂肪蓄積を促す要因を作り上げています。

 

内臓脂肪の蓄積は自己管理が大事だとよく言われますが、将来的に重篤な病気を発症させないためにも、原因を回避できる健全なライフスタイルを送るように心がていきましょう。

 

内臓脂肪が増える原因はどこからやってくる?

内臓脂肪が蓄積される過程は人それぞれによって異なります。しかし、おおまかに原因である要因を理解することはできます。

 

沢山ある原因のなかで主立ったものをあげてみますが、原因を根本から解消することが内臓脂肪の解消に一番直結します。自分でもよく考えてみて心当たりのある生活因子が隠れていないか探ってみましょう。

 

更年期障害が原因の内臓脂肪

閉経後の女性は大半の方が今までと違うボディラインへの変異に戸惑うといいます。年を重ねていても閉経前はある程度細身で、太っても下半身に限定したものであったり、さほど体型に関しては苦にならなかったと言います。

 

更年期障害の女性

 

これは閉経に伴う更年期障害が大きな原因となっています。

 

女性は赤ちゃんをやどし子宮で育てるプロセスから生理がありますが、赤ちゃんが生める体制である期間は子宮器官を守るために下半身に集中して脂肪が付くようになっているのです。冷えを防止したり、衝撃から赤ちゃんをまもるために・・・。

 

ところが閉経を迎え更年期障害が始まると、もう子宮を守る働きが不要になるために脂肪が内臓脂肪へと直行するようになるのです。とくに閉経が訪れ子育ての終わった女性は、活動レベルも下がっているので内臓脂肪を多くする要因を作ってしまいがちです。

 

このことからも、閉経が訪れる前から運動習慣を定着させ、食生活を改善しておくことで原因を回避させましょう。

 

中高年という年回りと男性特有の内臓脂肪

メタボ傾向のお腹ポッコリ肥満は、不思議なことに中高年のお父さん世代に多いのが特徴です。そしてその多くのお父さんが、昔とは違う体型に変異しているのも周知の知るところです。

 

中高年の男性

 

男性の体は女性と比べたときに、筋肉量があきらかに多い身体構造をしています。筋肉は糖や脂肪をエネルギー源とする器官ですので、女性以上にご飯を沢山食べて、筋肉の量と同じくエネルギーが消費されます。

 

若いころは活動的で運動も盛んで体を動かすことが多いお父さんも、年齢を増すにつれて活動範囲も活動量も減り、せっかく生まれ持って備えた筋肉もやがては使わなくなってしまいます。そこへ仕事によるストレスや毎日の飲酒習慣などが相まって、筋肉の分だけ太りやすくなるメカニズを持つのです。

 

私達人間は生まれながらに食べたものを消化してからだの器官に栄養を供給する体内酵素を持ちますが二十歳をすぎるころから酵素の数も減ってしまいます。

 

若いころと同じように油っこいから揚げや、かつ丼、ポテトをドカ食いすると、消化酵素の力が弱まっているので余計に過剰脂質として体内に吸収されます。

 

若い頃からのスポーツを継続してがんばってみたり、ジムに通ったり運動をして、眠ってしまった筋肉の働きを高めて+の働きに転じさせましょう。

 

生活習慣からの内臓脂肪

あきらかにからだに悪い生活習慣は積もり積もると無意識のうちにホルモンバランスを崩したり、自律神経を乱したり、様々な体調不良を誘発します。

 

男性

 

内臓脂肪においても同じ背景がリンクします。太るということは代謝が悪い状態であり、不健康な身体状態を意味します。内臓脂肪が増えてきたと感じたらそれは、生活習慣が派生して招いた病気の始りかもしれません

 

食時、運動、ライフスタイルを振り返って、影響を及ぼすと思われることは改善していきましょう。